RECRUITING INFOMATION 2017

経済事業を担い
生産者と消費者を結ぶJA全農。

JA全農の役割

私たちJA全農は、JAグループで「経済事業」を担当しています。「経済事業」とは、主に農家の生産した農畜産物を販売する仕事(販売事業)と、農家に必要な資材を供給する仕事(購買事業)で、生産者と消費者を結び、農業を営み農畜産物を生産するための基幹を支える重要な役割を担っています。これらの事業を、地域に密着し各地のJAと密接な活動を行う34の都府県本部と全体的な企画や施策の立案・実行を行う本所が連携しながら事業運営をしています。

生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋

JA全農の主な事業

米穀事業

日本人の主食「米」の安定供給と
消費拡大を図る

日本の米の需給バランスと価格の安定を図るため、消費者ニーズに即した計画生産を推進し、大手実需者との安定的取引の拡大や国産米の海外輸出などにも取り組んでいます。さらに、水田機能の有効活用と国産米需要の確保に向け、飼料用米の拡大や原材料・加工用途向けの米の生産定着にも取り組んでいます。

米穀事業

園芸・麦類農産事業

地域ブランドのシェア拡大、
新しい販売チャネルの開拓

野菜や果物などの地域・県産ブランドの確立とともに、主産地連携による需給調整、国産青果物や麦・大豆・でん粉などの消費拡大などさまざまな取り組みを展開しています。また、卸売市場流通のほか、生協・量販店、食品メーカーや外食産業といった加工業務向け実需者への直接対応など、多様なチャネルへの販売を強化しています。

園芸・麦類農産事業

畜産・酪農事業

畜産農家の生産基盤の維持
や輸出に向けた取り組みも

ET(受精卵移植)技術などを活用した畜産生産基盤の維持や畜産環境対策、海外子会社を活用した飼料原料の安定確保、競争力ある飼料価格の実現などに取り組み、農家経営の安定化に努めています。販売面では、国産畜産物を海外に浸透させるため輸出事業を推進し、全農和牛ブランドの普及や海外での直営外食店舗の出店を進めています。

また、酪農事業では生乳の需給調整機能を発揮し、生乳共販体制の整備・強化を行っています。

畜産・酪農事業

営農・生産資材事業

省力・低コスト生産で
消費者と生産者に安心と満足を

消費者が求める「新鮮・美味・安心」と、生産者が求める「省力・低コスト農業生産」の双方のニーズに応えるべく取り組んでいます。

肥料農薬事業では、海外から肥料原料を仕入れ、低成分肥料「PKセーブシリーズ」や共同開発農薬の普及を通じて省力・低コストな資材の普及に努めています。 生産資材事業では、農産物の栽培から出荷に必要な資材と農業機械の取り扱い、カントリーエレベーター・共同選果施設などの農業施設の施工管理などを行っています。

営農・生産資材事業

生活関連事業

地域住民に寄り添い、
生活に密着したサービス

生活リテール事業では、JAグループの食品スーパーであるAコープ店舗をはじめ、インターネットを活用した「JAくらしの宅配便」「JAタウン」など宅配とダイレクトマーケティングを強化しています。また、「国産農畜産物の販売拡大」のため、エーコープマーク品や国産原料にこだわった加工食品である全農ブランドの開発・販売にも取り組んでいます。

燃料事業では、全国にあるガソリンスタンドJA-SSを展開し、生活に欠かせないガソリンやビニールハウスを加温する時に使用する農業用燃料(重油)などを提供しています。また、農業施設を利用した太陽光発電支援事業などの再生可能エネルギーの普及促進にも取り組んでいます。

生活関連事業

数字で見るJA全農

取扱高推移

取扱高推移

部門別取扱高

取扱高推移

JA全農グループの海外拠点

JA全農グループの海外拠点
多様化する生産者のニーズに
的確な対応を目指す

JA全農では、農業生産から生活に関わるものまで、全国のスケールメリットを活かした大量調達により、生産性の向上やコスト削減を支援。世界各地に海外拠点を設け、情報収集とコスト削減に努めています。また、受発注や在庫管理などを一元管理する物流センターを設置し、IT活用による物流改革にも取り組んでいます。

研究所

  • 営農・技術センター
    (神奈川県平塚市)

    営農・技術センター(神奈川県平塚市)
    新時代の農業を拓く
    技術情報を発信

    省力・低コスト・環境保全・高品質・高付加価値・安全性などの研究において実績を上げ、技術者養成のための講習を実施するなど、農業全般にわたる試験・研究を行い、よりよい営農技術の確立に取り組んでいます。

  • 飼料畜産中央研究所
    (茨城県つくば市)

    飼料畜産中央研究所(茨城県つくば市)
    飼料技術の研鑽で畜産を支援する
    研究開発機関

    畜産農家の経営とJA全農の飼料畜産事業を技術面から支える研究施設。配合飼料や畜産資材の商品化、飼養技術・生産コスト低減化技術の開発などを推し進め、畜産農家に安全・安心な飼料を届けるお手伝いをしています。

  • 家畜衛生研究所
    (千葉県佐倉市)

    家畜衛生研究所(千葉県佐倉市)
    家畜の健康状態を見守り、
    畜産物の安心・安全を確保

    家畜の疾病に関する研究を行い、診断技術の開発、ワクチン・治療剤の実用化に取り組んでいます。また、抗病性飼料の開発や各種検査(クリニック制度)、畜産物の安全性検査などの新技術を駆使し、畜産農家の経営と安全な畜産物の生産を支援しています。

  • ET研究所
    (北海道河東郡)

    ET研究所(北海道河東郡)
    先進のET技術により
    優良な牛を増産

    優良な牛を増産するため、ET技術(受精卵移植)を活用した和牛生産が各地で行われています。JA全農ではJAグループとして最先端のET技術の研究開発にいち早く取り組み、ET研究所から全国に受精卵とET妊娠牛を供給しています。